シタールはグルーヴの香り 連載 第4回
「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」アナンダ・シャンカール
Jampin’ Jack Flash / Ananda Shankar
ローリングストーンズの名曲をシタールでカバー。おなじみのフレーズをバックにキースのギターソロに負けないシタール・プレイ! キラキラ電子音が懐かしさを醸し出しながらの後半の盛り上がりは必聴。
アナンダ・シャンカールは有名なシタール奏者のラヴィ・シャンカールの甥です……ということは、ノラ・ジョーンズの従兄弟。彼はジャズやロックなどのポピュラー音楽とシタールの融合に力を入れていたようです。シタールに限らず伝統楽器奏者にもっとこういう人がいっぱい出てくれば良いのに。
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こんな、ノリノリな曲もありました。
「ストリーツ・オブ・カルカッタ」という曲名が時代を感じます(カルカッタは現在のコルカタ)。
ドラムンベース風のこんな曲も。
チャレンジ精神旺盛な人だったんですね〜。
4回にわたってシタールをフィーチャーした音楽を紹介しました。いかがでしたか? 皆様のステキなナンバルワン・ミュージックがあったらご紹介ください!
[連載]シタールはグルーブの香り
▶第1回 ブリブリなシタールファンク「シタール・ビート」K・ドルディンガー
▶第2回 正統派シタール・フュージョン・ジャズ 「ヴェルヴェット・ロータス」ムクタ
▶第3回 シタール・グルーブの超名曲「マタール」D・パイク・セット
▶第4回 ラヴィ・シャンカールの甥はシタールロックの先駆者か。「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」A・シャンカール
(西村淳一)