インドのヒンドゥー教では1年を通してお祭りが本当にたくさんありまして、その中でも大きなお祭りが2つあります。3月のホーリーと10月のディワーリー。ヒンディーでは「ディーパーワリー」と呼び、サンスクリット語で「灯りの列」を意味する語です。日本語で「灯明祭」などとも言われます。この日はたくさんの▶ランプに灯をともす灯りの祭りの日です。ムンバイ等の地域では正月にあたる祝日で、身を清めて新品の着物を着る風習があります。ヒンドゥーの暦やお祭りは基本的に付きの満ち欠けに従う太陰暦にならっていて、正確にはこの時期の新月の日がディワーリーにあたります。今年は10月23日。
ちなみにインド人によくある名前「ディーパク」もディワーリー(ディーパーワリー)と語源は同じ「灯り」。ディーパク君にあったら「ああ、明(あきら)君だね」と、思いましょう〜。
ディワーリーは買物をすると縁起がいいそうですよ。何か欲しいものがある人はここで買っちゃいましょう! ディワリの翌日は「ヴィシュカルマ・デー」という道具に感謝する日のようです。皆さんも自分の商売道具をいたわってあげてくださいね!
そんな時期柄、ムンバイと姉妹都市の関係にある横浜の山下公園で「ディワリ・イン・ヨコハマ2014」がこの10月18日19日開催されました。今年で第12回。横浜でのインドイベントは<インド好き>が集まるのではなく、近所の家族がふらっとやってくる感じがあって、ほのぼのしていいんですよねー。
10月25日には日本のインドストリート西葛西で「東京ディワリフェスタ西葛西」が開かれます。もっとアットホームだと思います。こちらも是非。
最後にヨコハマ・ディワーリーを彩った、ステージパフォーマンスをいくつかご紹介しましょう〜。
また来年!
(西村淳一)